「インデックス投資はほったらかしでOK」
「毎月コツコツ積み立てて、あとは待つだけ」
…って、よく聞くじゃないですか。
でも実際は、途中でやめちゃう人、意外と多いんですよね。
それってなんでなの?って話を、ちょっと自分の経験も混ぜながら書いてみます。
増えない、むしろ減る
まず、始めて最初に思うのがこれ。
「え、全然増えない。てかマイナスなんだけど?」ってやつ。
投資始めて1〜2年くらいの時って、正直リターンはそんなに見えないです。
むしろタイミング悪いと、スタートからいきなり資産が減って「自分、向いてないかも…」って思いがち。
でも、これって普通のことなんですよね。
インデックス投資って短期で儲けるもんじゃない。10年、20年ってスパンでやっと意味が出てくる。だから最初の数年は「地味でつらい」フェーズなのは仕方ない。
含み損が精神にくる
口では「下がっても気にしない」って言えるんですけど、
実際に評価額が減っていくのを見ると…地味にメンタル削られます。
「このまま暴落したらどうしよう」とか、
「一回売ったほうがいいんじゃ?」とか、
頭の中でいろんな声が飛び交い始める。
でも、僕の場合はそこは割り切ってて、
最悪、投資資金が半分になったとしても、やめないつもりです。
もちろん嬉しいことじゃないけど、長期で見ればその時期を乗り越えられたかどうかが差になると思ってるので。
他人の「爆益」に惑わされる
SNS見てると「この株で資産2倍!」とか、「仮想通貨で爆益!」みたいな投稿が流れてきますよね。あれ、ほんと毒です(笑)
こっちはコツコツ積立で、月に数千円しか増えてないのに、
他人は1ヶ月で数百万増やしてるっぽい。で、焦る。
でも、実際のところ、そういう人は「たまたまうまくいった人」が目立ってるだけです。うまくいかなかった人は声を上げない。
比較してもキリがないので、僕は「他人は他人」って思うようにしてます。
生活防衛資金があると心が安定する
あと、これ超大事。
生活防衛資金、ちゃんと持ってるかどうかで、投資を続けられるかどうかが変わります。
僕の場合は、生活防衛資金として「100万円」を別で確保しています。
これがあるから、投資がマイナスになっても「まあ生活は大丈夫」って気持ちでいられる。
投資って、基本的に「余裕資金」でやるものなんですよね。
それがないと、相場が荒れたときに「今月やばい、売らないと…」ってことになりかねない。
だからこそ、まずは生活防衛資金。これはほんとに投資を長く続けるための基盤だと思ってます。
結局、続けるのが一番難しい
インデックス投資はシンプルだけど、「続ける」のが一番難しい。
でも逆に言えば、途中でやめずに地道に続けられる人が、最後に勝つ世界でもあると思ってます。
僕はこれからも、相場がどうなろうと、毎月コツコツ積み立てていく予定です。
どんなに地味でも、しんどくても、「続けること」に意味があると信じてるから。
おわりに
この記事を読んでくれてる人の中にも、「続けるの、しんどいな…」って感じてる人がいるかもしれません。
でも、たぶんそれって、すごく普通のことです。
一緒にゆるく、でも着実に続けていきましょう。